独立型にこだわるわけ
利用者から利用している介護保険事業所の苦情を受ける機会が多い。
そんなときに、もしケアマネジャーがその介護保険事業者と同じ法人だったら、、、、、
ちょっと考えれば利用者はこのケアマネジャーにこの苦情を言ったら、
もしかしたらその介護保険事業者に筒抜けかもしれない、、、
利用者がその介護保険事業者の利用を辞めたい、或いは利用回数を減らしたいと言いだしたら、、
もしケアマネジャーの管理者が同じ法人サービスを利用するように言われていたら、、、
ケアマネジャーは板ばさみになります。
利用者のほうが強い立場だったら、利用者の意見が尊重されるケースがあるかもしれない。
ただ、普通のケアマネジャーなら、利用者の苦情をなだめて介護保険事業者に改善を求めるが、
なかなか同じ法人の介護保険事業者を替えましょうとは言いにくいのではないでしょうか?
特に日ごろから介護保険事業者のトップが同じ法人のサービスを利用するようにプレッシャーをかけるところで
働いているケアマネジャーは、ノルマをかけられたセールスマンと一緒だなあと思います。
自分は金融機関に勤めていた経験があり、ノルマのつらさは十分わかります。
でも、福祉関係の仕事を選んだのは、営利目的ではありません。
経営は大切だけど、営利だけを考えて仕事をするぐらいならケアマネジャーを辞めて
他の仕事で営利を追求すればいいじゃんか!
そんな思いが自分には強くあります。
もちろん、経営者の悩みもわかりますがこの理念だけは自分は譲れない部分です。
関連記事